宇宙芋の粘りで「卵不使用」プリンは可能か?
宇宙芋の粘りで卵不使用プリンに挑戦!
子供と簡単に作れるキッチン育児の中で、我が家ではよパンナコッタを作るのですが、宇宙芋を入れたらどうなるのかな?が今回の挑戦の始まりでした。
気になる挑戦結果は?
今回はいきなり結果発表からお伝えします!
完成した写真を見比べて下さい
出来上がりの「差」は一目瞭然でしょ!
チャレンジは大成功だったんですよー!
実は、上の二つは宇宙芋以外は全く同じ分量なんですよ。
最初に大切なポイント
牛乳を使うので沸騰させない!これがポイントです。
宇宙芋スイーツの「基本材料」
宇宙芋スイーツの基本はこの3つ(シンプルです)
✔️牛乳100~150ml
✔️砂糖10~15g
✔️すり下ろし宇宙芋5~10g
※宇宙芋プリンは基本材料にゼラチン5gを追加してください。
今回の宇宙芋プリンは基本材料にゼラチンを追加で入れています。
実際は下記の材料で作りました。
牛乳300ml
砂糖30g
すり下ろし宇宙芋10g
ゼラチン5g
基本の作り方です
基本材料を鍋に入れて沸騰しない程度の中弱火で加熱します。
↑この段階だと宇宙芋の青くさが全面に出ていますが、青くさがなくなるまで混ぜながら加熱したら完成です。宇宙芋も団子のような固まりが徐々になくなります。
水溶性食物繊維が溶け出して、不溶性食物繊維がザラザラと残るはずです。
(写真は子ども二人分なので、基本レシピの倍でつくっています)
我が家の下ろし器が荒くて、仕上がりがザラつくので、完成後に濾してしまうため牛乳は多めに作っています。
計量から完成まで5分程度なので、
子供と一緒に作るには簡単シリーズです。
食べ方3パターン
☆ドリンクとして飲む
そのまま飲んでも「トロ生」ドリンクで新食感!
☆ゼラチンを追加する
今回はこのゼラチンを使うパターンを作りました。
「カスタードプリン」のようなコクはあるけど、くどくない不思議なプリンになります。
我が家の子どもたちは「パンナコッタ」ならぬ「宇宙芋プリン」と呼んでいます。
基本の作り方は一緒で、火を消した後にゼラチンを加えて混ぜて、ゼラチンが溶けたら器に入れて冷やしたら完成です。
☆冷蔵庫で凍らせる
タッパーなどで一度凍らせる。固まりる直前か、溶けかける頃に食べると「トルコアイス」のような粘りのあるシャーベットになります。
現在分かっているだけで、3パターンに姿を変える事が出来るので、多めに作ってそれぞれを試して、家族内投票をしてみるのも楽しいですよ!
ちなみに我が家はコーヒー味の冷凍シャーベットが優勝しました!
味のバリエーションはあなた次第!
えっ、コーヒー味?と思ったあなた、
そう、このレシピはパターンは3種類だけど、味のバリエーションは無限大かもしれません。
現在までに試して美味しかったのは、粉末のインスタントコーヒー、抹茶、ココア、チョコレートは普通に食べるやつを直接入れて溶かしました。
子供達とコップを並べてフレーバーを試すのは、ビーカーや試験官を並べる理科の実験みたいで、遊び心が出て来て、楽しい時間でした。
レシピ秘話
このレシピを思い付いた時の「レシピ秘話」を最後の締めくくりで紹介しますね。
私が宇宙芋の料理を最初に食べたのはお好み焼きとたこ焼きでした。
そのため、おかず的にイメージが強かったのですが、娘が放った「スイーツには使えないの?」でした。
子どもって時々、鋭いこといいますよねー。きっとこの瞬間、私の頭の中では宇宙的規模で可能性が広がったんだと思います。
ガトーショコラ、食パンヨーグルト…など色々試していますが、微妙な段階・・・。
宇宙芋の最大の魅力は「粘り」なんですよね。その魅力を最大に生かすレシピを私も粘ってみます。
今日も最後までお付き合い頂き
ニフェーデービル! (沖縄でありがとうの意味です)