子どもと春さがし
家族でつくし収穫
こんにちは、キッチン育児実践中のモサタルです。
日中の気温が春めいてくると、我が家でお花見と並び恒例行事となっているのが「つくし」とりです。
3月も折り返しになり、そろそろかなー?と子供たちと「つくし」の春食材探しにレッツゴー!
注:私有地の田畑のあぜ道などで収穫する場合は地主さんに「一声」かけてから収穫してくださいねー。
我が家が毎年収穫している場所は数か所ありますが、ん~、まだ少し早かったようです・・・。ここから一雨ごとに一気にツクツクと出てきそうな感じでした。
それでも今夜の一品程度には収穫できましたよ!
収穫したあとは、調理前に袴取りをしないといけないんですが、爪に緑色の胞子がついてしまうし、何より地味な細かい下処理なので収穫は楽しいですが、たくさん収穫しちゃうと正直めんどくさいです・・・。
つくしの下処理と食べ方、調理法
つくしの調理ですが、基本はどの調理法でも最初は同じです。
(写真ははかまを取った状態)
まず、はかまを取り除き、ざっと水洗いしてザルにあげて水を切ります。
☆洗うことで胞子が流れて苦味がなくなるので、子供でも食べられるようになるんです。
この工程が済んだら、
☆炒める・・・ゴマ油で炒めて、水分が出た場合は軽くふき取り、味付けは醤油、みりん、料理酒で甘辛タレでからめます。唐辛子や、ゴマをトッピンングに乗せると料亭の小鉢のようになりますよ!
我が家では、この食べ方が断然美味しいと好評なんです。
余って翌日に繰り越しても美味しいですし、一番おすすめの食べ方だと思いますよ。
本当はこの一番美味しい食べ方の工程を写真に残すつもりが、息子と主人の「男子ご飯」がいつの間にか始まっていて、あっという間に完成させてしまったのです。残念…
でもそれくらい簡単なんです。
炒めだしたら3分くらいで完成しますので、旬を楽しんで見てください!
その他の食べ方としては、
☆茹でる・・・鍋にお湯を沸かして2~3分茹でて、ざるで水切りします。サラダ感覚で食べられのでお好みのドレッシングやポン酢マヨなどでどうぞ!
☆茹でたものや、炒めたつくしを利用・・・卵とじにしても美味しいです。
つくしは胞子を軽く洗い流せば、味に癖はないいので色々なお料理に使えると思います。苦めが好きな場合は胞子を多めに洗いすぎないようにしてください。
自分では収穫できなーい
どこで収穫していいか分からない、収穫する時間がない・・・という方は、旬の時期だけスーパーにも並ぶので、野菜コーナーをチェックしてくださいね!
つくしは収穫後の鮮度落ちが早いので出来るだけ早く処理、調理してくださいね。
つくしの思い出
沖縄出身の私は、沖縄ではつくしを見たことがありませんでした。
沖縄に帰省した時にお土産に持って帰った時に、おばーちゃんに見せたら
「変わった魚だね~」と言われて大笑いしたことがあります。
私につくしを教えてくれた主人にとって「つくし」は子供の頃におばあちゃんと収穫した記憶で「心の栄養」だと言います。
日本には四季折々、色々な野草が身の回りでとれるので、主人が今でも「心の栄養」というように、子供たちに「心の記憶」をたくさん残せたらいいなと思っています。
ニフェーデービル
(沖縄でありがとうの意味)