熱中症、自分は大丈夫の根拠は?
熱中症、この言葉を聞かない夏はないような気がします。
あなたは「熱中症は、水分摂取を意識していえば大丈夫!」と思っていませんか?
私は2018年の夏まで思っていました(汗)
我が家は作物を育てているので、夏でも手入れが必要なんです。
暑さを警戒しながら、水分も意識していたのに、村祭りの夜に、熱中症になりました。
熱中症を身を持って知りました。
あの時は、本当に辛かったです。
所ジョージさんも毎年夏になると、自らの熱中症体験を語り「経口保水液」のCMに出演されていますよね。
(経口保水液は自宅で簡単に作れるので、最後にレシピを付けておきます)
あれを見ても、私は大丈夫!と根拠のない自信があったんです(笑)
熱中症は誰にでも起こり得ますが、対策することも可能だと言われています。
備えあれば憂いなし!です。
熱中症を経験してからは、私の意識が変わり「塩」を持つようになりました。
塩が「甘い」と感じたら結構ヤバいです
私が熱中症になった時、何も口にできなかったのですが、当時3歳の息子が作ってくれた「塩おむすび」は食べることができました。でも、しょっぱくなかったんです(汗)
息子が塩と砂糖を間違えて作ってくれたのだと思ったほどでした。
おにぎりに添えてあった「梅干し」も甘く感じたので、変だと思い主人に確認すると、ちゃんと塩味がしているとのこと・・・。
そう、おかしいのは私の味覚だったんです!
身体のミネラルバランスがおかしかったんです!
何を口にしても嘔吐していたのに、塩をなめてからは劇的に回復していきました。
それ以来、普段から塩を持ち歩くようにしています。
私のお気に入り塩
私のお気に入りは、沖縄の国際通りで買ってきた「花塩」という、結晶粒が大きい塩です。
沖縄に旅行で行った際はぜひ、国際通りにある塩屋(まーすやー)に行ってみて下さい。
沖縄に行けないけど、こだわりに塩を見つけたいかたは、今では通販ができたので便利だと思います。
本当に他では探せない「塩」が見つかるはずです。
とにかく、塩・塩・塩・・・、種類が豊富で楽しいです!
塩だけで勝負しているんですから、すごいと思います。
沖縄の店舗では試食もできますが、どれもこれも個性があって美味しいので、塩分取り過ぎ・食べ過ぎ注意状態になります(笑)
ちなみに、沖縄で塩の事を「まーす」といいます。
普段からお守りに入れたり、仏壇行事に使ったり、沖縄では塩は料理以外でも欠かせない存在なんです。
私の熱中症の症状パターン
熱中症にも色々な症状があるようですが、私の場合は頭痛と吐き気でした。
とにかく、だるくて、眠たくて、気持ち悪く、嘔吐が止まりませんでした。
普段から意識して水分摂取していたので、自分の異変はビールを飲んだことによる「悪酔い症状」かと思っていたほど・・・(汗)
夜から異変があったのですが、まさか熱中症だと思っていないので、病院へ行くなんて考えは全くありませんでした。
今思えば、怖いです。
皆さんは、ご自身やご家族が、動けないほどの症状、水分が取れない状態なら、迷わず病院へ行ってくださいね!
私も今後は行きます。
熱中症の後遺症
私の場合は、嘔吐が治まり、飲食が普通にできるまでに3日かかりました。
頭痛は割と早くなくなりましたが、三半規管が狂うのかフワフワと揺れる感じが1週間ほど続きました。
身体のだるさも続き、子供の夏休み中なので寝ているわけにもいかず、辛かったです。
まとめ:熱中症対策は水分と塩
熱中症は対策できると思います。
まずは、水分補給が大切で、汗具合や状態によって、「塩」をお勧めします。
本来「塩」はしょっぱいはずなのに、甘いと感じたら危険信号点滅中だと思いますので、無理せず休みましょう!
そして、早めに経口保水液をゆっくり摂取して様子を見て下さい。
場合によっては、病院も視野に入れて下さいね!
水分補給の中味も大切で、普段からスポーツドリンクや経口保水液ばかりだと、塩分・糖分が過剰になりがちなので、ご注意ください。
経口保水液の作り方
この補水液は、小児科で教えてもらったのですが、作り方を覚えておくと、熱中症以外でも、嘔吐・下痢・高熱時にも使えますので、市販の経口保水液を買う必要はないと思います。
●水・・・・500ml
●塩・・・・1.5g
●砂糖・・・20g
上の材料をペットボトルに入れて混ぜるだけです。
小児科の先生は、点滴より効果があるので、まずは経口摂取が可能なら試すこと!と言っていました。
ガブガブのむ必要はなく、点滴のようにしずつでOKだそうです。
簡単なので、夏の間は冷蔵庫で冷やして常備しておくといいかもです。
手作りなので、なるべく早めに飲んで下さいね。
我が家では、朝起きた時に「おちょこ」程度に飲んでいます。
この補水液、身体の状態がいい時は、不思議と美味しくないんです(汗)
きっと、体が必要な時は普通に飲めるのかも!
美味しいもんじゃないです・・・。
でも、良薬マズしだと思えば大丈夫(笑)
熱中症は「自分は大丈夫」と甘く見ないで、対策して、今年の夏も乗り切りましょう!
梅雨時期から熱中症のリスクが高まるそうですので、お互い気を付けましょうね。
ニフェーデービル
(沖縄でありがとうの意味)