田んぼのどろ遊びは一生の宝物
4月になると田んぼのあちこちにトラクターが入り、5月の田植えに向けて農家の忙しいシーズンが始まります!
私は子供の頃、兼業農家として沖縄で二毛作で稲作を行っていました。
毎年家族で田植えをしていたので、「田植え」という響きは、大人になった今でもワクワクしてきます。
私が小学生になる頃に、田んぼからサトウキビに転作したので、田植えの大変さより、田んぼで遊ぶ楽しさの記憶だけ残っています。
歴代の自作田植え靴
小学生になった娘は田植え4年目ですが、裸足を嫌がったので、毎年試行錯誤しながら、インソールを利用た「自作靴」を工夫してきました(笑)
歴代の自作内容はこんな感じです。
一年目
小さくなったスニーカーを履かせて、靴が脱げないように靴の上から靴下を履かせました。
反省・改善点→スニーカーが水分を含むと重たそうでした。一人では泥から足が出せず、尻もちついて泥んこドロドロ(汗)。でも本人はとっても楽しそうでしたよ!
2年目
大人のインソールを切って靴下の中に入れたのもを履かせました。
3年目
2年目同様にインソールを靴下に入れましたが、大人用のインソールを切ったものではなく、娘と息子の雨靴の中に入っていた足のサイズに合ったインソールを利用しました。
反省・改善点→大人用を切ったインソールは厚みがあるので少々違和感はありそうでした。子供用のインソールは大きさも柔らかさも一番スムーズな気がします。
4年目の今年
今年は沖縄の島ぞうりに靴下を履かせてみようと考えています。
さぁ、これが今年のアイディア商品です(笑)
娘によると、履き心地は指で鼻緒を挟む分、足にちゃんとフィットするらしいです!
これはもしやヒットの予感・・・!?
期待しながら田んぼに入ってもらいました。息子が泥に足を入れて、泥から足を出した瞬間・・・、チーン。裸足になってる(汗)
見ていた娘は「上手に草履ぬいだねー」と大笑い!
ヒット商品どころか、とんだリコール品だったようです(笑)
田植えは「裸足が一番」おもしろい
私は普段は田植え靴を利用しますが、気にならない方は、大人も子供も裸足が一番不思議で面白い感覚を体験できるし、シンプルだと思います。
楽しそうに泥の中を歩く子どもたちと、「裸足田植え」を共感したくて、思いきって私も裸足で過ごしました。
田んぼの泥のって、ドロドロ・トロトロで、泥の温度も冷たい場所や温かい場所だったり新発見がいくつもありました。
田植え靴を履いていると気付かないことでした。
今回、裸足になって一番の新発見は、田植え靴より裸足の方が泥の中を歩きやすかったことです。
ただ、足の爪に泥が入り込んでしまうので、汚ないし落ちにくかったです(汗)
大人なら田植え靴を購入して利用した方が、一番楽に作業ができると思いますし、田植え靴も泥の冷たさは感じるので楽しいですよ!
「一回きりなのでわざわざ買うのは・・・」という場合は、普段利用する長靴を利用するといいと思います。
ただ、普通の長靴は泥から抜けにくいので、足の筋トレ状態を覚悟して下さい(笑)
田植えの後は「お世話になりました」
我が家の娘と息子は、靴下やパンツ、Tシャツは古くなったり、サイズアウトしたものを利用しています。
そのため、泥から出た後は洗わずに袋に入れて「お世話になりました」と感謝して処分しています。
ズボンは幼稚園の体操短パンズボンを履かせているので、汚れてもきれいに落ちるので、体操ズボンはおすすめです!(色にもよると思いますが、私の子供たちは紺色のズボンです)
田植えの服装は写真を意識して可愛い服を着せるのもありですが、どうせ汚れるなら豪快に汚れた姿の写真の方が思い出になると思いますので、汚れてもいい服(汚したいと思える服)で、親子で思いっきり泥んこになりましょう(笑)
大人になって、泥で手足や服を汚す経験ってなかなかないので、心のままに楽しみましょう!
最後、まとめ
最後のまとめとしては、昨年までは「インソール靴下派」でしたが、今年からは「裸足派」になりました。
思った以上に裸足が気持ちよかったです(笑)
子供たちと植えた稲の成長を邪魔する敵が現れました(汗)
田植えはGWのイベントです
ニフェーデービル
(沖縄でありがとうの意味)