10歳までに身につけたい料理の楽しさ

キッチン育児は家庭でできる「習い事」です

10歳までに身に付けてほしい料理の楽しさと母の目標

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10歳で一人前に食事の用意ができる!を目標にキッチン育児を行っています。

 


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キッチン育児の始まり

私には6歳の娘と4歳息子がいます。娘が1歳半の頃に「何でも自分でやりたい」時期がきてしまい、毎日の食事も自然と手伝うようになりました。

 

最初の頃は、ちぎる、盛り付ける、配る、混ぜる、など食事に伴う簡単なことからスタートしまっした。しばらくは簡単なことの繰り返しでしたが、慣れてくると私の動きが気になるようで、食材の形を自在に変身させる包丁さばきが魔法に見えるのか、包丁をほしがったのです。危ないし、料理がはかどらないのでさすがに触らなさなかったのですが、毎日のように興味を示すので、興味を示した時がタイミングだと思えるようになったのが始まりでした。

 

「危ないから」と言っても子供には「危ない」という経験値がないので、理解できないのです。それなら、「百聞は一見にしかず」と思い経験させてみようと考えるようになりました。


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包丁デビューは2歳の誕生日

娘が実際に子供包丁を持ったのは2歳の誕生日、赤ちゃんデパートで購入して、誕生日のプレゼンしたのがデビューです。息子は2歳の時にお姉ちゃんからお下がりにしてもらったので、二人ともデビューは2歳ということになります。

 

娘が2歳の始めた頃は、お昼を食べるために朝食後から、夕食を食べるために昼食後からと、キッチン育児の日はほぼキッチンで過ごしていました。子供が集中するので途中で止めれなかっただけですが、これから実践するママは、時間のある時にコーヒーも用意して、のんびりした気持ちで始めてください(笑)

 

失敗も楽しい!くらい気楽に始めて、失敗しても玩具を買うより安い費用で遊べたくらいに考えると気が楽になりますよ。

 

2歳のイヤイヤ期は来なかった!?

私がキッチン育児を心がけたのは、二人の子供がそれぞれ2歳を迎えたタイミングですが、育児書ではイヤイヤ期の頃です。振り返ってみると「自分でやりたい」という願望を見守りながら、できるだけ体験させてきました。やりたいことをできるだけやらせてきたためか、イヤイヤ期の苦労を知らずに今に至るような気がします。

 

キッチン育児を楽しむポイント

私がキッチン育児に対して積極的になったのは、家庭でできる習い事だと思えたからです。他の習い事と違いお金がかからないですし、子供ができる事が増えるごとに比例して私が楽できることが増えるんですよ(笑)

 

料理をさせるにあたり、私が心がけているのは「子供が自ら料理をしたくなる」ように導くことで、「やらせてはいけない」ということです。料理は楽しいと思ってもらうことで、料理好きになってもらいたいのです。

 

子供たちには、自分の意思で取り組んでもらうために、自分の口でちゃんと文章になるようにやりたいことを「伝える」という練習を日々繰り返しながら料理をしています。

 

料理に痛みはつきもの

2歳の頃はとくに「教わる」ことをせず、自己流で試すので、力加減が分からずにヤケドと切り傷はよくありました。今では痛いトラブルは経験となり、絆創膏が必要な傷かどうか判断して自分で処理できるようになりました。

 

ヤケドするといつの間には玄関から出て行ってアロエを取ってきます(笑)アロエの事は同居のおばあちゃんが教えてくれたそうです。

 

料理から学べる事

子供の成長幅はすごいです。一番成長したと感じるのは、火や刃物を扱う時に慎重になったことです。私が教える前に、今は知らないことは聞いてくるよになったんです。6歳の娘はある程度の基本は任せられるようになってきて、立派な戦力になっています。

 

料理を通して学べることはとっても多くて、食材の温度、柔らかさ、固さ、常温保存、冷蔵保存などそれぞれに適した保存があることを知ります。

 

私大切にしている基本のポイントが2つあります。一つは賞味期限を教えないこと。それは、保存状態で期限は変わることであり「食材が弱る」匂いや色など素材の状態を覚えてほしいからです。そしてもう一つは食材の「つまみ食い」です!

 

つまみ食いは子供たちが目をキラキラさせるポイントなんです。つまみ食いのせいで3度の食事に影響することもよくありますが、お腹いっぱいになってしまっても、食材の味を知ることで味覚を刺激し記憶するためにとても重要だと考えています。美味しいだけじゃなくて、そのままではマズイ食材も味見させているのですが、今ではそれを楽しんでいるようです。

 

自分が食材を変身させる

私が同じように教えているつもりでも、二人の子供の着眼点は全然違うんです。娘は見た目も大切で盛り付けもこだわり、自分が決めた料理を作るための食材を揃えてから始める慎重派ですが、弟はあるもので組み合わせる奇想天外な発想ができるようです。

 

昨日なんて、水切ヨーグルトにいつもはオリゴ糖をかけて食べますが、「なんで甘いのかけるの?醤油でもいいんじゃない?」と醤油をかけて食べました。

 

ヨーグルトに醤油・・・まじかーと思いましたが、やらせてみました。すると「まずくないじゃん!」と言ってペロリ!スプーンについたものを食べてみると、あら、ほんと!超美味しいわけじゃないけど、まずくない!発見でした(笑)

 

こんな変な発想が新商品の開発に結び付くのかもしれませんね。

 

10歳から一人で料理ができるように

私の目標は二人の子供が10歳頃までに一人で「自分の食べたいものを自分で作れる」ようになることです。これは、目指せば絶対できることです。そう言い切れるのは、私ができたから!

 

私は沖縄の小さな離島で生まれ育ちました。島には高校がなかったので中学卒業とともに実家を離れて「何でも自分でやる」ことが必要でした。15歳で島から出て親と離れて暮らすことが決まっていたので、私の母は幼少期より何でもやらせていたそうです。

実際小学校3年生になると9人家族の夕食を一人で担当していた記憶はちゃんと残っているんです。

 

だから、幼児期より経験を積めば10歳で料理を任せられるのは無理な話ではないはずです。

 

自分の事は自分でできるように

料理に始まり、洗濯も掃除も私の母はいつも「やーなれーふかなれー」と口癖に言っていました。これは沖縄のことわざで「家でできることは外にでてもできる」的な意味です。

 

母の教えのおかげで、高校生活は寝坊した朝で朝食をぱぱっと作り、簡単なお弁当も毎日苦痛なく作ることができました。お弁当などは買うこともできますが、お小遣いが決まっていたので高くて毎日は買えなかったんです。

 

たまに出張で母が泊りにくると、食事やお弁当を作って、洗濯までしてくれて、ありがたいなーと感じていました。

 

私も母となり初めてやってあげるばかりが育児じゃないんだと気づきました。

 

子供が生まれてすぐは、初めての育児に必死で考えもしませんでしたが、今では、育児は子供が一人で生きていくための基礎を作ってあげることだと思っています。とはいえ、実際にキッチン育児をし続けるのは親の忍耐が必要だとも知りました。だって、大人がやった方が断然早いんですもん・・・。

 

できるだけ手を出さないように、という見守るガマン・・・、これが結構じれったいんです。それでも、6歳になる娘の料理歴4年の腕前を見ると、やってきてよかったと実感しています。

 

料理歴2年と4年の腕前

娘は本当に戦力になり、幼稚園に行く朝も毎日の卵焼きは娘の担当です。気分が乗れば、味噌汁も担当してくれます。遠足の弁当は自分で入れたい中身を決めて、自分で作ります。夕食はほとんど手伝ってくれます。

 

4歳の息子の朝は自分とじいちゃんの分だけ卵料理を作り、気分によりリンゴやパンを用意して、フライングして食べます。いつも味噌汁ができるのが待てないんです(笑)

朝のコーヒー豆を挽くこと、夜にお米を洗ってセットするのも基本は息子の仕事です。

食器洗いもできるようになりました。

 

このごろ成長したなーと思う出来事に、卵料理一つ任せても二人とも、目玉焼き、茹で卵、スクランブルエッグ、出しを入れる、生卵、卵チャーハンなど、朝の気分によって決めて作ってくれるようになったんです。

 

作れないものはない

世の中に存在している全ては、誰かが考えて作っている!ということ。

だったら、自分にも作れるはず・・・、とういう考えを今は教えています。

 

島ちゃびのおかげ!

私の生まれた島は、共同売店はありますが、基本は日用品がメインです。今ではお菓子などもありますが、それでも船で届くので種類はとても少ないです。20年以上前の私の子供時代は本当になかったです。

 

島ちゃびとは、離島のために不便な思いをするという沖縄の言葉ですが、今思えば、そのおかげで色々な経験ができていたのだと理解できます。

 

たとえば、ポテチが食べたくても、売ってないのでジャガイモを低温の油であげて作りました。誕生日が来てもケーキが売ってないので、スポンジケーキやシュークリームを焼いて作り、生クリームも売ってないのでカスタードクリームを作りトッピング。

 

エビフライもないので、エビの皮から剥いて、コロッケもジャガイモをふかしてつぶしてパン粉をつけて、まとめてストックを作り冷凍保存していました。

 

そもそも食材が売っていないので、野菜も栽培していたし、海のものは海で調達、牛やヤギ、ニワトリ、アヒル、豚も飼っていました。卵のニワトリさんの小屋にもらいに行って、よく口ばしで突っつかれてました。ニワトリの口ばしって痛いですよ。ほぼ、自給自足だったんですね(笑)

 

何でも手に入る都会に憧れていたのを今でも覚えていますが、子供を育てるなら贅沢な環境だったんだなと思えます。島ちゃびに感謝!

 

何事も興味を持った時がタイミング

幼児教育の種類はいろいろあって、ママ友と話していると周りが通っているから家も・・・と、焦った時期もありましたが、子供が興味を示さなかったら、それはその段階では必要ないことだと思えるようになりました。

 

子供が求めていないなら、お金も無駄だし、他に子供が勝手に学んで求める「何か」を探したほうがいいと思っています。我が家にとってはそれが「料理」だっただけだと思います。

 

料理を通して「想い」も学ぶ

2019年の春、娘が大好きなプリキュアの映画を見てきました。その中でとても深いセリフがあったんです。

 

「想いは自分のためでなく、誰かのためにあるんだよ!」子供向け映画だと思って鑑賞していたけど、なんたか素敵なセリフだなーと感動してしまいました。

 

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キッチン育児の料理を通して、作る人の想い、食べる人の想い、野菜や肉など食材を作る人の想い、流通させる人の想い、買う人の想い・・・

 

目に見えないけど色々なところで繋がっている想いなども一緒に学んでいけたらなと思っています。子供たちが将来どんな職業を選んだとしても、大切な基礎になってほしいと願います。

 

食べることは生きる事

食べることは生きる事!生きていくために、自分で食べるものを自分で作り、自分が望む人生を歩んでいく力を持つ!そんな大人になってほしいと母は願っています。

 

ニフェーデービル

(沖縄でありがとう意味)