10歳までに身につけたい料理の楽しさ

キッチン育児は家庭でできる「習い事」です

アヒル汁のシンプルな作り方 我が家に継がれる病後の薬膳料理

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沖縄通なら「アヒル汁」のことは聞いたことがあると思いますが、沖縄では、医食同源の考え方が昔も今も変わることなく、受け継がれています。ヒル料理もその一つ。

 

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薬膳料理・アヒル

私が子供のころは、事前にお祝い事が分かるとヒヨコから育てて、ヒルになったら解体ショーを行い、新鮮な状態で「お祝いの贈り物」の定番でした。現在は自宅で解体ショーがNGらしいので、アヒルは購入しています(笑)

 

私も、子供のころから解体ショーには参加していたので、心から「いただきます」の想いが今でも強くあるんです。他の命を頂く上で、お残しは嫌いです。自分の子供たちにもうるさく伝えてい考えなんです。

 

ちなみに、アヒル以外に、豚・ヤギ・牛も同じくで、海産物も漁に出ていたので、島ではほぼ自給自足な生活をしていました。主人は13歳年上ですが、主人の方が都会的な現代の生活で育ったことにギャップを感じます。それだけ、「島」というのは流通も情報もなかったってことですよね(汗)

 

 

ヒル汁の作り方

 

我が家の作り方は、とっても簡単!

ヒルがつかるくらいの水を入れて、沸騰するまで強火にします。沸騰してきたら最初の頃は灰汁がでますので、まめに灰汁とりしてください。灰汁が減ったら、塩を適当に入れて中火で10分煮て、火を消します。(蓋を利用)冷めたらまだ中火で沸騰したら10分程度加熱。

 

お肉が柔らかくなるまで、加熱作業を繰り返すだけ!結構簡単です。今回は一日3回の加熱で、翌日から食べることが出来る柔らかさでした。

 

ポイント①

灰汁とりのポイントとしては、網じゃくしを利用すること!おたまで灰汁とりすると大拙な脂まで捨ててしまうので、おたまはダメです!

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灰汁は網じゃくしで取り除く
ポイント②

味付けは基本的に「塩」のみ。塩の量はテーゲー(適当)で、美味しいと感じる量でOK。お酢を入れても美味しいですが、スープの色は混濁した色になります。お酢はお好みなので鍋ではなく、個々の器にトッピングするのがおススメかと。

 

ポイント③

他の具材を入れるなら昆布と人参のみがベスト。私は大鍋でまとめて作り、数日かけて食べるので、根菜は基本的にいれません。煮崩れするし、汁が痛みやすいからです。昆布を入れるのは、灰汁を取り終えてから入れて下さい。昆布を最初から入れると灰汁がとりにくくなります。

 

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昆布は灰汁とりの後に入れる

 

ヒル汁は薬膳料理

我が家では、お祝い事以外にも、おばーちゃんたちの体調が悪くなると「アヒル汁」を作っていた記憶があります。おばあちゃんたちが「ぬちぐすい」とよく言って飲んでいました。私はアヒルのお肉を食べるのが大好きでした。

 

確か、韓国の歴史ドラマ、「チャングムの誓い」でも、物語のカギとなる話は王様が口にした「アヒル」でしたよね!ヒル東洋医学では昔から薬膳料理だったのと、ヒル汁は、沖縄がかつて琉球王国として中国・韓国との交流があった名残なのかもしれませんね。

 

娘に受け継がれる味

私の娘は愛知県育ちですが、アヒルが大好物です。沖縄にリクエストして定期的に生の冷凍アヒルを取り寄せています。上の写真は今回、娘に教えながら作ったアヒル汁です。今年の夏休み、島のお祭りで「アヒル掴み取り」があったのですが、島の子供たちにはかなうはずもなく、娘は掴めませんでした。見事アヒルをゲットしたお兄ちゃんにお願いして抱かせてもらいました(笑)

 

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ヒル掴み取り競争

ちなみに、このアヒル掴み取り競争は、浅瀬ながら海の中で行われて、アヒル以外にお菓子やドラゴンフルーツなど果物も放たれる、面白いイベントでした!

 

ヒルがないときは、近所のスーパーで鶏を購入して何度か作ったのですが、ダメでしたね。同じ鳥でも、まったく違います。ヒルのコクはニワトニには出せません!サムゲタンにはなりますが、アヒル汁は再現できないようです。

 

沖縄通は食べてみて

ヒル汁は独特の匂いがあるそうですが、私は好きすぎて気づきません(笑)同居中の儀父母も普通にアヒル汁を飲んでいるので、万人受けする味だとは思うのですが、私の姉は食べず嫌いをしています。レトルトなどでも販売されていますが、味が薄くて私的には・・・。沖縄に行った際はお店で本物を味わってきてほしいと思います。

 

ニフェーデービル

(沖縄でありがとうの意味)