バーベキューで子どもと一緒に作るパン・ピザ・ナン
我が家は昔からの農家なので庭先が広く、お庭バーベキューはよくやっているんです。ちゃんと数えたことはありませんが、年間で軽く30回以上はアウトドアご飯を楽しんでいるはずです。
バーベキューも頻繁にやると子供たちが飽きてくるので、思いつきで色々なメニューを試していますが、その中から今回は、子供と一緒に作れる簡単シリーズのパン、ピザ、ナンをご紹介します。
発酵させるパンって難しそうに思えますが、実は同じ生地で作れるので、、とっても簡単なんです!
粘土遊び感覚で作れるので、小さいお子さんでも楽しくできると思います。
焼いちゃえば冷えても美味しいので、ぜひお試しください!
買ってくるパンとは全然味わいが違うのでハマると思いますよ。
子供の絵心が刺激できるピザ作り
下は息子と私が作った車ピザです(笑)
この日はご飯がない事に気づき、急きょ作ることになったので、トッピングは残りものの茹で卵とチーズのみ。
赤い色はケチャップです。
下のピザは6歳の娘が一人で作った自分ピザ☆
娘のピザはトッピングがあまりないので、ほぼパン状態(笑)
こんな感じで焼きました!
アルミが破れては大変と思い、二重にしています。
消極的な弱火で挑戦したので20分くらいかかりましたが、美味しかったです。
火に直結している下の部分は焦げ目がついていい感じでしたが、上はチーズが溶けただけ・・・。上からの火力がないのでしょうがないですね(汗)
ホームセンターでピザ焼きプレートも売っていたので、興味がある方は使うと確実だと思います。
私はズボラなので、片付けが少ない簡単な方を選ぶので次もアルミで作ると思いますが(汗)
ピザ作りのポイントとしては、生地を伸ばす時に最初っからクックパーなどくっつかないアルミを使うと形成から焼き上がりまでひっつかないので便利です。
具材はトウモロコシ、ソーセージ、チーズ、ケチャップ、マヨネーズなど身近な組み合わせで十分美味しいし、外で食べるアツアツピザは開放的でおススメです。
工作意欲を刺激するパン作り
下はシンプルなパン4個と、チーズを乗せたパン4個です。
写真にはありませんが、中にレトルトカレーを包んで焼いたカレーパン、チョコレートを包んだスイーツパン、バターを包んだバターパンも絶品です。
形や大きさは子供に任せて、作らせてみるのも経験になると思いますよ!
このパンは炭火ではなく、フライパンで焼いているのでカセットコンロを持参するか、弱火の炭火で焼くといいと思います。
火加減は弱めで片面各5~7分焼いていますが、火力がそれぞれ違うと思うので、途中でチラッと焼け具合を確認してくださいね!
下の写真は基本の生地に10%程度の全粒粉を混ぜてみました。
ダッチオーブンのパン器具で焼いたのでキレイな形ですが、ダッチオーブンを持っている方は少ないと思うので、フライパンで焼くのが一番簡単だと思います。
パン作りのポイントは、形成後にフライパンに並べて蓋をして、1.5倍くらいに膨らむまでしばらく放置して下さい!この放置する行為が2次発酵になります。
フライパンがフッ素加工じゃない場合は、フライパンに薄く油をひくか、クックパーなどくっつかないアルミを利用すると綺麗に焼けるはずです。
冷めてもモチモチでとっても美味しいので、子供たちに集中力がある間に作っておくと、焼いている間に遊んでもらえるし、焼きあがっていれば急に「お腹すいたー」と言ってきても安心だと思います(笑)
バーベキューってまだ準備してる最中に「お腹すいたー!」は定番ですよね(笑)
スナック感覚のナン作り
今回ご紹介するメニューの中で、見た目は一番地味ですが、実は一番簡単なんです。形成から焼き上げまで子供ができるので楽しいので、普段料理をしない子供にもおすすめのメニューだと思います。
仕上がりはこんな感じです。
簡単すぎて、説明不要かも(笑)
2次発酵もいらないので、ナンは本当に簡単で生地を伸ばしたそばから焼くだけです!
そのまま食べてもいいし、お肉やサラダを挟んでピタパンのように食べても美味しいです。
生地を伸ばす時にチーズを入れても風味がでるので、おススメアレンジです。
ナンを作る時のポイントは、牛乳パックを切り開いて持っていくと生地を伸ばす時に便利だと思います。
焼くときは、鉄板に乗せてもいいし、網しかない場合はアルミをひいてその上で焼いて下さい。感覚としては、ホットケーキを焼く感じですが、生地が薄いので3~5分くらいでは焼けると思います。
麺棒があれば均一に伸ばせますが、なくてもピザの要領で手で伸ばせばOKです。
中味の入っている缶の飲み物を利用しても伸ばせます(笑)
缶を利用する時は水滴がつくとべた付くので、冷えてない物を使って下さいね。
パン・ピザ・ナンの基本の生地レシピ
シンプルな材料です。
写真右の器・・・油大匙1、牛乳160g、ドライイースト3g(イーストを少しふやかします。
写真左の器・・・強力粉250g、塩4g、砂糖15g
材料を混ぜます!
最初はべちゃべちゃしていますが、捏ねているとまとまってきます。
3分前後でこんな感じに、まとまり出します。
上の写真2枚がなぜか逆さまになってしまう(汗)なぜ??
つやつやするまで捏ねると本格的な手ごねパンの生地になりますが、これくらいまとまればOKです。
タッパーに入れて蓋をしめて冷蔵庫で8~10時間寝かせれば、生地の完成です。
低温発酵だからバーベキュー向き!
今回ご紹介の生地は、冷蔵庫で低温発酵させるからこそ、実はバーベキュー向きな生地なんです。
朝生地を作って持っていく場合は、現地でアイスボックスから取り出して放置すれば自然と発酵がすすみ膨らみますし、夜に生地を仕込む場合は朝に軽くガス抜きすれば、上記で説明した通りに作りだせます。
仕込んだ生地は、飲み物と一緒に保冷ボックスで低温で持ち歩けるので発酵のコントロールができるので、失敗せず美味しく作れるはずですよ!
アイディア次第で色々楽しめる基本の生地なので、お子さんと一緒に是非お試しください!市販のパンには絶対出せない美味しさが仕込まれていると思いますよ(笑)
何より、自分で作って食べるという行為が楽しい記憶になるはずです!
少々焦げても、その焦げがまたいい味だし、同じように作っても同じにならない面白さもあるので、楽しい時間をお子さんと共有できると思います。
楽しいアウトドア時間が過ごせることを想像して・・・。
今日も夜仕込みして寝ますねー。お休みなさい☆☆☆
普段使いもできる生地です
あ、最後に、この基本の生地ですが、夜仕込んで普段の朝ごはんでフライパンで食べられますので、バーベキューの前にリハーサルするのもいいかもしれません。
朝、形成してフライパンに乗せて蓋をしたまま強火で15秒加熱して、火を切り10~15分放置すると2次発酵ができます。
軽く膨らんだら上下を弱火で7~8分焼くだけです。
途中で焦げ具合を確認してくださいね。
ちなみに、記載した分量でテーブルロールくらいのパンが8個程度できると思います。
今度こそ、お休みなさーい(笑)
ニフェーデービル
(沖縄でありがとうの意味)