お家パーティーが華やかに!
幼児が挑戦するケーキ寿司
こんにちは、キッチン育児を実践中のモサタルです
下の写真は、ひな祭りパーティーの我が家の食卓の様子です。
今年のひな祭りは手巻き寿司を用意するつもりが、ひな祭りの「主役」である娘がスーパーのチラシに写る「ケーキ寿司」を見てしまい・・・、作ると言い出したのです。
これは料理か工作か?
何事も言い出したら聞かない頑固さは誰に似たのか・・・、ここは私が引くことで今年のひな祭り料理を娘に任せることにしたんです。
でも、作る工程は「料理」というよりほぼ「粘土工作」のようでした。
母としては、これを食べて大丈夫か?とハラハラ・・・
「何か違うう・・・」といいながら、作っては壊して作り直すので、いつできるのー?と急かしてしまいそうな気持ちをグッと我慢、ガマン。
母としては、ごはんの粒がつぶれるし、刺身という生もの触りまくるし・・・、ん~とじれったくなりながらも、作る工程も見ないふりで我慢、ガマン。
お寿司がダメなら素麺パーティーに切り替えたらいいや!というくらいの気持ちで見守りました。
結局、約40分という時間はかかったものの、一応ケーキに見えるお寿司が完成したました!!
本人が納得する自信作が完成!
細かい盛り付け方を見なければ華やかだし、何より「完成!」と誇らしく見せてくれる自信満々の顔には褒めてあげました。
「説明するね!」と料理の説明する姿は一人前の料理人でしたよ(笑)
でも、よーく見ると、具が突き刺さったりしてる・・・
まぁ、この年齢にしてはよくやったのかな?
完成図をイメージしながら作ったのか分かりませんが、最後まで自分で作り上げるという達成感は得たようです。
我が家のメニューに認定!
今回実感したのは、いつもと同じ材料でも、子供って見た目が変わると食べてくれるんだなーと実感しました。いつもの手巻き寿司の時より食が進んでいたのです!
今後は誕生日など「パーティーメニュー」に認定できそうです。
きっと作るたびに成長してくれると期待して、任せてみます。
沖縄語では何というの?
いざ食べるときに、娘が「沖縄語では召し上がれは何ていうの?」と質問。
「沖縄ではウサガミソーレーというんだよ」といつの間にか、沖縄語の日常会話練習。
私は英語は全然ダメだけど、沖縄語はある程度教えてあげられるのです!
ちなみに、
いただきます→クワッチーサビラ
ごちそう様→クワッチーサビタン
になります。この「クワ」の部分は「食べる」にあたります。
沖縄の酸っぱいミカン、シークワーサーのクワと同じ意味なんですよ!
酸っぱい→シー、シーサンなので、
酸っぱいものを食べることからシークワサーとなるんです!
沖縄のひな祭り
今では沖縄でも雛人形を飾る家庭もあるようですが、私が育った頃はひな祭りにお雛さんは飾りませんでした。飾っている家庭を見たことがなかったです。
学校では季節の楽しみとして、トイレットペーパーの芯や紙コップでお雛さんを作る程度で、それが本土の「ひな祭り」だと思っていたほどです。
現在は沖縄に住んでいないのでわかりませんが、当時は雛人形のCMを見たことなかったですよ。
雛人形は飾らなくても、沖縄でもひな祭りはあるんですよ!
何をするか?というと、沖縄でも地域によって違うと思いますが、私の地域では、お弁当を作って潮干狩りに行くんです!
この3月3日の潮干狩りを「はまうり(浜下り)」と呼んでいます。
沖縄の3月は暑くもなく寒くもなく、天気によっては初夏の気もいい頃なんです。だから、私にとってはひな祭りは家族で出かける行楽シーズンの始まりを告げる楽しい行事でした。
娘よ、沖縄も日本だよ!
同じ日本でも地域によって習慣って全然違うんだなーと私自身が実感していますが、この頃、娘が「母ちゃんは日本語上手だね!また沖縄の外国行こうね!」と言うようになったんです。
確かに、沖縄の祖母や従妹が方言でしゃべると「・・・」となっていたし、私の実家で食べるお菓子の多くは米軍基地で買ってくる商品も多いんです。
でも、まさか沖縄を外国と思っていたとは、目が点「・・・」になるほどの驚きでした。
小学校に入るにあたり、初めて日本地図を買い、今住んでいるところや今まで旅行した場所などを教えましたが、表情見ているとイメージできるのは先のようです。
私が子供たちに沖縄の事を教えるのは、世の中には色々な言葉や文化があるのだと知っててもらいたいからです。
取りあえず、娘には以前はアメリカだった時もあるけど、今は沖縄も日本だよと教えています(笑)
ふるさとの言葉を大切に
沖縄では『生まれ島の言葉を忘れたら国も忘れる』ということわざがあります。
誰にだって、育った地域の方言や言葉のなまりが あるはずです。
時代とともに変化するとは思いますが、ふるさとの言葉、大切に残していきたいですね!
ニフェーデービル(沖縄:ありがとうの意味)