蒸すことで広がる調理法
子供と宇宙芋料理を試すときに、1番困るのが宇宙芋の特徴でもある「粘り」なんです(汗)
宇宙芋は山芋の仲間ですが、粘りに触れても痒くなることはありません。
ただ、粘りが凄すぎて子供の力ではすり下ろしことができないんです。
そこで考えたのが「蒸す」下処理の方法でした。
今日は「蒸す」ことで使い方が広がり、ヌルついて皮が剥きにくーい!というストレスから解放される下処理をご紹介します。
今回は圧力鍋を使いますが、蒸し器でもOKです。
水は圧力鍋の場合は1センチ前後、蒸し器はカップ1~2杯ほど入れてください。
圧力鍋がシュ~とふれだしたら、弱火にしてから2分ほどで火を止めて終了です🎵
蒸し器の場合は10分前後ですが、竹串などで硬さを確認してくださいね。
あとは自然冷却をまちます。
我が家はまとめて1キロほど蒸していますが、150~200グラムの大きいめの宇宙芋の時間なので、小さい芋の場合は、加減がいるかもしれません。
冷めたら皮を剥かずに冷蔵庫で5日は平気でした。
6日目は見た目の変化はなかったものの、家族に食べてもらうには申し訳ないのでやめました。
でも、早めに食べるに限るので、くれぐれも変な実験はしないでくださいね(汗)
食べ方、使い方
長期保存は皮のまま冷凍保存すると、実がくっつかず、使う分だけ自然解凍で使えます。
使い方は、味噌汁やカレー、おでん、炒め物など普段通り使えます。
※カレーやシチューに使う場合、生芋と違いスープに粘りはでませんが、芋は荷崩れしません。
蒸すと皮がポロと取れやすくなりますが、皮のすぐ下の色が濃いところは、少し苦味があるので気になる方は皮と一緒に切っちゃって下さい!
蒸すことで、写真のように子供でも下ろすことができるようになるんです!
普段のポテトサラダやコロッケに混ぜるだけでネットリ感アップしたり、クッキーの生地や団子に練り込んだり、あんこと混ぜたり…
蒸すだけで料理の幅が広がるし、蒸すことでネバネバがなくなって皮が剥きやすくなるのは、大きなメリットの一つですね!
私個人的には、チーズとの相性がとてもいいので、チーズ料理にはよく組み合わせているんです。
さて、今回は「蒸す」ことで料理法や保存方法が広がることを書きましたが、
火を通さず皮を剥いて「好きな大きさに切って冷凍する」こともできますよ。
春先に芽が出てくる前に「もう少し宇宙芋を楽しみたい」ってときにお試しいただくといいかと思います。
宇宙芋って、まだまだ使い方や、食べ方の参考例が少ないので、これからも子供と一緒に、宇宙芋料理を試行錯誤していく予定です。
なぜ、子供と一緒かというと、子供って奇想天外な組み合わせを提案するからです。
次は何を作ろうかな・・・
ニフェーデービル
(沖縄でありがとうの意味)